福建省は八閩ともいい、中国大陸南東に位置し、北は浙江省、南は広東省、西は江西省と隣接しています。
また台湾海峡を挟み、台湾と接しています。省内に武夷山脈と載雲山脈など6つの山脈が西から東に延び、平野部が少なく、省の95%を山地と丘陵が占めています。中国東海と南海の交通要衝にある福建省は、山を越え大陸へ行くより海からの出航が便利であるため古くから海外との交流が盛んであり、海外へ渡る人が多く「華僑の郷」とも呼ばれています。
面積
12.40万平方キロメートル
(長崎県の面積の約30.2倍、日本の国土の3分の1)
人口
3,941万人(2019年末現在)(長崎県の人口の30.2倍)
気候
亜熱帯に位置し、熱帯モンスーン気候に属する。
年間平均気温は、17℃~21℃
行政地区
- 省都 福州市
- 地級市 福州市、莆田市、泉州市、厦門市経済特区(副省級市)、漳州市、寧徳市、南平市、三明市、龍岩市
民族
漢民族のほかに少数民族が53住んでおり、人口は58万人あります。
少数民族の中ではシェオ族(畲she族)が最も多く、35万人に達し、全国のシェオ族人口の半分以上を占めています。
回族も1万人以上います。
友好都市等
- 長崎県と福建省は、1982年10月に友好県省締結
- 長崎市と福州市は、1980年10月に友好都市締結
- 佐世保市と厦門市は、1983年10月に友好都市締結
- 諌早市と漳州市は、1991年4月に友好都市締結
- 平戸市と南安市は、1995年10月に友好都市締結
- 南島原市(旧北有馬町)と羅源県は、1997年11月に友好交流関係締